委員会名称:かしまこどもフェス実行委員会
代表者氏名:森田 駿(もりた しゅん)
設立年月日:2020年2月
連絡先:kashima.kodomo.fes@gmail.com
「鹿島の子どもたちのために」という熱い想いを持った18名(うち産休1名)で組織されています。全員がボランティアで参加しており、子育て真っ最中の方やバリバリ働いている方など30代前半が半数以上を占めています。1年に1度、子ども向けのイベントを企画・運営するもので、無理のない形で携わっていただいています。子育ての現状や、子育て世代が求めている現場の声を拾い上げながら、子どもたちの明るい未来を自分たちの手で手繰り寄せていくためにスタートした委員会です。
森田 駿(もりた しゅん)
かしまこどもフェス実行委員長/小児科医
鹿島市出身の35歳。鹿島高校を卒業後、佐賀大学医学部に進学。現在小児科医として唐津赤十字病院に勤務。
小さい頃から近所のちびっこたちのお世話をするのが好きで、その延長線で子どもを相手にする仕事がしたいと思うようになりました。なので医者を目指して小児科医を選んだのではなく、小児科医になりたくて医学部に進学したという感じです。現在は唐津にある赤十字病院に勤めていますが、数年に1度転勤があり、以前は国立佐賀、嬉野国立などにも勤めていました。
昔から「いつか鹿島のこどもたちのために何かしたい」という思いを持っていました。医者になりたての頃は、将来鹿島で開業して鹿島の子どもたちのために何かできたらと。でも、よくよく考えてみると、開業医になるのは大体50~60歳が一般的。それでは貢献するのが遅すぎる、と思いました。加えて、嬉野国立に勤めていた時、同級生や知り合いの子どもを診る機会が多くて。その経験が、地元の子どもたちのためにという思いを一層強くしました。
まず初めの一歩として、鹿島市の保育士さんを対象に勉強会を開催しました。インフルエンザやRSなど毎年流行するウイルス感染の対処法などの勉強会でした。もちろん保育士さんたちに知識を伝えるのは非常に大事なことではありますが、子どもたちにダイレクトに届かない感じを受け、より直接的に子どもたちと関わることがしたいという想いが強まりました。そのためには個人で動くのではなく、行政や保育所など〝社会全体〟を巻き込む必要があると感じました。
勉強会の周知活動をのため、保育園や事業所を回っていた時に、鹿島の子どもたちのために頑張っている人がたくさんいらっしゃることを知りました。恥ずかしながら私が知らなかっただけなのですが、同じように知らない人もたくさんいると思いましたし、「鹿島の子どもたちのために」という同じ思いで活動している人たちが手を取り合って大きな輪を作れば、行政をも動かせる〝大きな力〟になると考えたんです。さらに、個々で活動している方々が一緒になって活動することで、お互いが楽になったり、そこからまた新しい何かが生まれるきっかけにもなるし良い循環しか生まない。鹿島が子育てしやすい町、子どもにやさしい町になるようなきっかけづくりをしたいと、今回のかしまこどもフェスというイベントを開催することを決意しました。
まだまだスタートしたばかり実行委員会なので私たち自身も成長段階ですし、イベント自体もこれから成長していくものだと思っています。子育てや仕事をしながらでもイベント企画に携われるので、鹿島の子どもたちのためにという想いを共有できる方、ぜひ第2回以降のかしまこどもフェスを一緒に作り上げて行きましょう。一緒にやってみたい方はご連絡ください! あなたのご参加を心よりお待ちしています!